【一般向け】チャンピックス(禁煙薬)の注意事項

禁煙薬について
この記事は約3分で読めます。

チャンピックス服用時は運転しない

チャンピックスの副作用には、めまいや傾眠、意識障害などのがあります。そのため、チャンピックス服用中は、自動車の運転などの危険を伴う機械の操作をしてはいけません

過去に、チャンピックスを服用中の人が、自動車の運転中に意識障害が現れて、事故に至ったとい事例があります。他には、お風呂場で意識が消失したという事例もあるのです。

このように、チャンピックスを使用し始めて、間もない頃はどのような服用が生じるかわかりません。

チャンピックスを1週間ほど服用して、意識障害等の副作用が生じないことがわかるまでは、運転は避けたほうが無難です。仕事などで機械を扱う場合も、あらかじめ医師に相談しておいた方が良いでしょう。

チャンピックスは禁煙補助剤と併用できない

チャンピックスと他の禁煙補助剤は、使用できません。

チャンピックスの禁煙率の有効性や安全性は単剤投与によって確認されています。他の禁煙補助薬と併用した際の有効性や安全性についても認められていませんので注意しましょう。

チャンピックスは、ニコチンパッチなどと併用すると、副作用の発現率が高まります。特に頭痛や嘔吐、浮動性のめまい、消化不良の症状が多く認められているのです。

重大な副作用としては、皮膚粘膜眼症候群や顔面や下、口唇、咽頭などの血管浮腫があらわれる場合があります。また、肝機能障害や黄疸が現れるのです。

禁煙補助薬の併用は何の意味もありません。チャンピックスは単剤でも十分に効果を発揮します。

もともとチャンピックスは、ニコチン受容体と結合する薬です。そのため、ニコチンを摂取しても、効果がありません。

早く禁煙したいからと言って、薬の併用をするのはやめましょう。

妊婦や授乳婦はチャンピックスを服用すべきではない

チャンピックスは、妊娠している可能性がある場合は、服用をおすすめしません。チャンピックスの添付文書にも、妊婦の服用は、治療上の有益性が危険性を上回る場合のみ可能としています。しかし、妊娠中の投与に関する安全性は確立していません。基本的に妊婦の服用はすべきではないでしょう。

一方、授乳婦に関しては、チャンピックスの服用はしてはいけません。
授乳を通じて、薬の成分が赤ちゃんの体内に入ってしまう危険性があるからです。まだ人体においてはこのような事例はありませんが、動物実験において、チャンピックスの成分が母乳に含まれていました。人体においても、同じことが起こる可能性が高いです。

じゃあどうやって禁煙するの?

妊婦や授乳婦には、代替治療法や認知行動療法が行われます。

認知行動療法では、身の回りから、たばこやライター、灰皿を処分して、物理的に環境を整備することからはじめます。代替治療法では、たばこを吸いたくなった時は、刺激のある食べ物を食べることで、タバコを吸わないようにするのです。

妊婦や授乳婦は、本人だけではなく家族をはじめとする周囲の人の応援も禁煙を継続するためには大切です。喫煙しているパートナーには一緒に禁煙してもらうとよいでしょう。